(記事内画像引用:住友不動産ホームページ https://www.j-urban.jp/)
住友不動産がハマるのはこんな人
- せっかく建てるならかっこいい家が良い人
- 見た目は当然ながら機能性もこだわりたい人
- 「財閥系」という言葉に信頼感を覚える人
- 世帯年収がそこそこ高い人
- 土地探しからトータルで相談したい人
住友不動産とは
住友不動産は、言わずと知れた三井、三菱といった財閥系のハウスメーカーで、その資本力は数あるハウスメーカーの中でも群を抜いています。
ハウスメーカーの資本力ってそんなに大事?と思われるかもしれませんが、注文住宅は何十年も長く住むことが前提のため、「そのメーカーが倒産しない資本力」というのはアフターサービスに直結します。
また、住友不動産は注文住宅に限らず、商業ビルや分譲マンションも手掛けています。
不動産部門の取引高も群を抜いているため、まだ家を建てる土地が決まっていない人にとっても強い味方となってくれるでしょうし、住宅だけに捉われない自由な発想も持ち合わせています。
ちなみに住友林業とは同じ住友系とはいえ、工法こそ同じ木造ですが、別会社で商品群もまったく違います。
住友不動産の主な4工法は、どれも耐震性や断熱性に優れる
住友不動産は木造系のハウスメーカーですが、4つの工法を使い分けています。
そしてそのどれもが耐震性や断熱性に優れ、質の高い住宅を提供し続けています。
また、住友不動産の工法の根幹には、家を「線」ではなく「面」で支えるという発想があります。
ウッドパネル工法
ウッドパネル工法とは、木造軸組工法と同じように間取りに合わせて軸組を組んでいく過程は同じです。
しかし軸組を組んだ後にウッドパネルを貼り、家を「点」ではなく「面」で支えるという非常に強固な工法です。
地震にも当然強く、ウッドパネルによって気密性も断熱性能も高まるという良いとこどりの工法ですね。
ウッドパネルセンチュリー工法
ウッドパネルセンチュリー工法とは、その名のとおり「100年(センチュリー)」耐えられる住宅を目指した、ウッドパネル工法の上位互換にあたる工法です。
具体的な上位性能は下記のとおり。
- 通常はスギ材のところ、ヒノキ材を使用
- 内外ダブル断熱
- 通常はペアガラスのところ、トリプルガラスを使用
- 30年もつ高機能外壁材を使用
ヒノキはスギの1.5倍の強度がありますし、シロアリにも強いです。
通常は内か外のどちらかの断熱材のところを両張り、窓ガラスも1枚追加してさらに外壁は30年の高耐久。
なんだかオプションもりもりで、「ぼくのかんがえたさいきょうのいえ」感がすごいですね(笑)
2×4工法
住友不動産は2×4工法も使用しており、これもやはり耐震性や断熱性能に優れています。
2×4工法は2インチ×4インチの角材を使用してウッドパネルを成型し、そのパネルを6枚組み合わせて立方体を作ります。
2×4工法は昔から湿気に弱いなんて言われ続けていましたが、それは基本構造が立方体ゆえの断熱性の高さにあります。
今はベタ基礎が普及したので安心ですが、木造で湿気が抜けにくいほどに断熱性能が高いってそれだけですごいですよね。
2×6工法
上記2×4工法は2インチ×4インチの角材を使用してウッドパネルを成型していましたが、2×6工法はその名のとおり、2インチ×6インチの角材を利用してウッドパネルを成型します。
2インチの差が何を意味するかというと、シンプルに「太い木材の方が強度が高い」ということで耐震性が上がり、2インチ分の断熱材を間に挟むことができるので、断熱性能もアップします。
2×4工法でさえ地震に強く気密性の高い工法なのに、その性能をさらに2インチ分高められるというわけですね。
地震の揺れを50%低減する制震システム
住友不動産の自慢の機能の1つに、地震の揺れを50%低減してくれる制震システムがあります。
これは特殊な粘弾性ゴムをダンパーとした、筋交いのようなもの。
通常は柱と梁の間に斜めに筋交いを入れて家の強度を増しますが、住友不動産はこの筋交いにダンパーを挟むことで、地震の揺れを制する方法をとっています。
地震に対する考え方として家の強度を増すことで対策する方法もありますが、そもそも揺れ自体が少なくなるのですから、住友不動産の制震システムは構造躯体部分や外壁などはもちろん建物内部の物の落下も少なくしてくれるでしょう。
大手デベロッパーならではの高級仕様
住友不動産は、注文住宅のみならず分譲マンションの大手デベロッパーでもあります。
今の分譲マンションの設備は高級仕様が多いため、大量仕入れで単価を下げ、注文住宅にも安価にその設備を流用できます。
同じ値段ならより高級な設備を使用しているほうが良いですから、大手デベロッパーならではの住友不動産はそういった面でのコスパが非常に良いと思います。
大手デベロッパーなので土地探しも安心
住友不動産は大手デベロッパーの強みを活かし、土地探しにも定評があることで知られています。
デベロッパーは必ず地主さんに交渉を行いますし、その過程で預かる土地もありますからね。
住友不動産自体がシンプルに不動産業としても大手企業ですので、土地探しから住宅建築までワンストップでお願いできるのは非常に安心感があります。
また、財閥系のハウスメーカーゆえに、建築後の火災保険やリフォームなど、様々なところで住友グループの恩恵が受けれたりします。
住友不動産は見た目も優秀です
住友不動産は機能性や財閥系の付帯サービスも充実していますが、実はデザインも優秀です。
グッドデザイン賞を複数回受賞しており、イマドキでアーバンなイメージが多いのも特徴でしょうか。
住友不動産のデザインが先進的なのは、注文住宅だけにとどまらず、分譲マンションやビル建設も手掛けているからこそだと思います。
よく考えると先進的なデザインが多いのって、一般住宅よりも分譲マンションとかビルのほうがどう考えても多いですもんね。
業界最長クラスの30年保証
住友不動産の保証は、業界最長クラスの30年まで延長することができます。
10年間の保証が基本的ではあるものの、引渡し後10年後に有償でメンテナンス工事を行うと保証期間が10年延長されます。
「10年ごとに有償メンテナンスが必要なら普通の保証じゃない?」と思われるかもしれませんが、不動産営業担当から見ると、10年の節目に有償でもしっかりメンテナンスをすることが大事だと思います。
自宅となると定期メンテナンスはもちろん、多少の不具合もそのままにしてしまうことが意外に(実はかなり)多いので、節目節目で「メンテナンス受けなきゃ!」といった気持ちにさせてくれるのは良いシステムではないでしょうか。
住友不動産の坪単価は70~80万円ほど
気になる住友不動産の坪単価は、70~80万円ほどに落ち着くことが多いようです。
もちろん住友不動産には様々なグレードの商品や、オプションを足すことで坪単価100万円を超えてしまうこともあります。
しかし、見た目も機能性も高く、大手デベロッパーならではのスケールメリットを活かした設備のコストパフォーマンスの高さなど、住友不動産を選ぶ価値は価格以上の部分が多々あると言えるでしょう。
これだけ「コスパ」という言葉が何かにつけて言われる昨今、住友不動産はハウスメーカー選びの候補にぜひ入れたい1社となり得るはずです。
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