(記事内画像引用:パナソニックホームズホームページ https://www.sekisuihouse.co.jp/)
パナソニックホームズがハマるのはこんな人
- 最新家電や便利家電、IoTに惹かれる人
- 機能美に惹かれる人
- 喘息もちなど、空気清浄機が必須な人
- 世帯年収がそこそこ高い人
- トイレにいても洗面所にいても寒い思いをしたくない人
パナソニックホームズとは
言わずと知れた家電メーカーの「パナソニック」ですが、その住宅部門ですから当然家電部分を中心に機能性に優れたハウスメーカーです。
元々は「ナショナル住宅建材株式会社」という名前でスタートしたようで、今は無き高性能ナショナルブランドが懐かしいです。
つい先日まで(2018年まで)は「パナホーム」という名前のメーカーでしたが、グループ再編により現在のパナソニックホームズという名前になりました。
大企業が母体なだけあって、機能性はもちろん、アフターサービスにも優れた一流ハウスメーカーです。
パナソニックホームズは鉄骨造
パナソニックホームズは機能性の高さに定評があり、工法も鉄骨造と非常に強固な構造です。
制震鉄骨軸組構造(HS構法)、重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)、大型パネル構造(F構造)と3つの鉄骨構造を使用していますが、そのうち制震鉄骨軸組構造(HS構法)と大型パネル構造(F構造)の2つで「地震あんしん保証」なる保証を提供しています。
「地震あんしん保証」とは
「地震あんしん保証」とは、パナソニックホームズの制震鉄骨軸組構造(HS構法)と大型パネル構造(F構造)のどちらかの構造の建物に地震被害があった場合、5,000万円までの範囲で建替えや補修を行ってくれるというものです。
日本は1年に1回はどこかで大きな地震が起きていますが、地震保険の最大保証範囲って、住宅だと最大で5,000万円までなんですよね。
建物価格で5,000万円以上ともなると相当な豪邸ではありますが、そこまでの範囲を保証してくれるなら地震保険は入らなくても良いんじゃないかってくらいです。
ただし、この保証が適用になるのが『引渡しから10年』という期間限定なので、その点についてはご注意ください。
地震に強いのは超高層ビルと同じ制震技術を採用しているから
パナソニックホームズが地震に強い理由の1つに、超高層ビルと同じ制震技術を使用している点が挙げられます。
今だと高層分譲マンションでは当たり前になってきた制震技術や免震技術ですが、一昔前まではかなり高級マンションでなければ搭載していませんでした。
それは制震や免震の技術が非常に高度なものだったからで、それを一般住宅にまで落とし込むのはなかなかできることではありません。
最近の大き目の地震では鉄骨造の建物に被害が顕著に見られますが、構造躯体部分がいくら頑丈でも建具などに被害が出てしまっては補修も大変ですよね。
構造躯体部分が頑丈であるがゆえに建具などの被害が大きくなってしまう面もあるようなので、パナソニックホームズのように建物の躯体部分で振動を制御できると被害はかなり小さくできると思われます。
自浄作用のある「光触媒タイル外壁」
パナソニックホームズでは、自浄作用(セルフクリーニング)のある「光触媒タイル外壁」の「キラテック」という商品を採用しています。
光触媒の原理を詳しく説明しようとすると大混乱を起こしそうなので簡単に言うと、「光が当たることで膜ができる(コーティング状態)ので、雨が降った時に汚れごと流してくれますよ」といった状態です。
この「光触媒」というものは様々なところで大ブームでして、同じ外壁だとケイミューの光セラという外壁材も、光触媒の原理を利用して30年間メンテナンスフリーを謳っていますね。
そのほか、新型コロナウイルスの除菌に効果があるということで、車の室内消毒なんかにも利用されている技術です。
パナソニックホームズの「キラテック」の耐用年数は60年以上!
タイルなので耐用年数はサイディングに比べるとべらぼうに長いのですが、光触媒の効果を持続したまま60年以上もの耐用年数を誇ります。
通常は10~15年ほどで外壁塗装を行わなければなりませんが、1度建てたらタイルの隙間の目地部分だけシーリング材交換を行えば良いので、維持費は非常に低価格にできると思います。
寒がりに嬉しい全館空調「エアロハス」
パナソニックホームズでは、家じゅうどこにいても暖かくて涼しい全館空調の「エアロハス」を使用することができます。
真冬に寒い洗面所で顔を洗ったり、寒いからといってトイレに行くのをためらわなくなれるので、全館空調は本当に嬉しい設備ですね。
家じゅうどこにいても温度差がないので、温度差によって引き起こされるヒートショックを激減できるそうです。
また、家の中で温度差がないということは、それだけ温度差に対応するストレスもないということ。
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えた今の時代は、全館空調の家だと「体が疲れにくくなった」なんて話をよく聞きますね。
全館空調にマストな空気清浄技術
全館空調というものは断熱性や気密性の高い建物だからこそ効果を発揮しますので、そうなると今度は建物の換気性能が重要になってきます。
パナソニックホームズは、PM2.5すら除去してくれる超高性能なHEPAフィルターを搭載した「エコナビ搭載換気システム」があるので、全館空調でこもりがちな空気も綺麗に快適にしてくれます。
「グリーンガード認証」でシックハウス症候群のリスクを減らす
「グリーンガード認証」という聞きなれない認証制度があるようで調べてみたところ、アメリカの認証制度で、その認証に必要となる基準がべらぼうに厳しくて有名だそうです。
シックハウス症候群の原因となり得る建材使用をいかに減らせるかというのは住宅メーカーの大きな課題の一つですが、パナソニックホームズではその点において最先端のメーカーだと思います。
最近はアレルギーにかかってしまうお子さんが増えていると聞きますので、綺麗な空気で化学物質の心配の少ないパナソニックホームズは、非常におすすめできるハウスメーカーです。
パナソニックホームズは15cm単位で自由設計が可能
パナソニックホームズでは、業界最小の15cm単位の「マルチモジュールシステム」を採用しているため、間取りの自由度はかなり高いです。
鉄骨系のハウスメーカーだとユニットごとにある程度間取りが決められてしまう場合が多いので、15cm単位で自由に設計できるとなるともはや普通の木造住宅以上に自由度が高いですね。
また、鉄骨造の住宅のメリットは、躯体が頑丈な鉄骨なため、大空間を作りやすいということです。
木造住宅以上に自由設計でしかも大空間を作れるなんて、間取りの自由度に関しては最強じゃないでしょうか。
パナソニックホームズのIoTは超優秀です
さすが母体が家電メーカーのハウスメーカーだけあって、パナソニックホームズのIoT技術は超優秀です。
スマホやスマートスピーカーで玄関の電気錠を開閉したり、お風呂を沸かしたり、宅内カメラで家の様子を見たり、エアコンをオンオフしたりと、できる機能を挙げればキリがありません。
今後住宅のIoT化は否応なく進むと見られており、家電に強いパナソニックホームズは今後リリースされる設備との親和性もおそらく高いと思われます。
保証は安心の60年長期保証延長システム
パナソニックホームズでは、引渡し後の初期保証が構造耐力上主要な部分については35年、雨水の侵入を防止する部分については30年という、業界でも最長クラスの初期保証がなされます。
初期保証期間経過後については、初期保証が切れる最終年にパナソニックホームズの点検のうえ、必要な有料メンテナンスを行うことで保証を延長できます。
構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分ということで、ひとまずそこさえ押さえておけば家としては大丈夫なところですね。
せっかく鉄骨という頑丈な躯体で建てるマイホームですから、有料メンテナンスが前提とはいえ60年という長い年月を保証してもらえるのは非常に心強いと思います。
何かあったら「お客さま相談24時間365日受付サービス」
パナソニックホームズには、住宅にまつわる困ったトラブルを、24時間365日いつでも受け付けてくれる電話サービスもあります。
さすがに真夜中にすぐメンテナンス部隊が来てくれるわけではありませんが、それでもトラブルの一次処理を受け付けてくれるのは非常に心強いですね。
私も賃貸住宅の管理業務を行っていますので、まず「トラブルが発生した時に受け付けてもらえる安心感」というのは非常に評価が高いです。
仕事のある平日に、メーカーの営業時間に合わせて必ず電話できるわけじゃありませんしね。
パナソニックホームズの坪単価は80万円以上
気になるパナソニックホームズの坪単価はというと、グレードこそ多々あるものの概ね80万円は超えてくる場合が多いようです。
「パナソニック」という一流メーカーが本気で作る、日本のハウスメーカーの中でも最高峰のメーカーですから、オプションを足していくと簡単に坪単価100万円を超えてしまうでしょう。
でも、パナソニックホームズはそれだけの価値と技術をもったハウスメーカーですので、夢のマイホームをせっかく頑丈な鉄骨で建てる以上、ぜひ検討したいハウスメーカーの1つだと思います。
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